あおり運転厳罰化
道路交通法が一部改正され、「妨害運転罪」が新たに創設されました。
本年6月30日から施行となります。
いわゆる、あおり運転行為が対象であり、かなり厳罰化されています。
ただし!
た・だ・し!
「厳罰化になったからあおり運転止めよう」と思う人は、そもそもあおり運転をしません。
厳罰化したからといって、あなたが今後あおられる可能性がゼロになるわけではありません。
もし、ある日突然あおられた場合、どうすべきか。
列挙します。
・基本的には追い抜かせる。近付かない。
仕返しにブレーキ踏んでやろうとか、あおり返してやろうとか考えてはいけません。
相手にしてはいけません。
腹立てるのは損です、落ち着いてください。
・進路を塞がれて道路上で停止した場合
速やかにハザードランプを点灯してください。(後続車に異変を知らせ、追突を防止させるため)
可能ならば、車両を左端に寄せて停止してください。
高速道路上で停止した場合は極めて危険ですので、最優先で車両を路側帯に移動してください。
全窓を閉めて、全ドアをロックしてください。
躊躇せず、落ち着いて、110番通報してください。
・相手運転手への対応
相手が車を降りて詰め寄ってきたとしても、絶対に釣られて降りてはいけません。
後続車に轢かれてしまう危険がありますし、喧嘩になった場合、本来被害者であるあなたが暴行・傷害の被疑者になってしまう惧れがあります。
全ての窓が閉まっていること、全てのドアがロックされていることを確認し、相手と目を合わせず、言い返さず、挑発に乗らず、淡々と110番通報して、警察官が現場に来るのを待ってください。
携帯電話機等を相手に向けて撮影する行為は、相手を殊更に激昂させてしまう可能性がありますので、ドライブレコーダーを予め装備しておくことをお勧めします。
長々と列挙しましたが、一番大事なのは
・挑発に乗らない
・車から降りない
・間髪入れず110番
です。
今日も明日も安全運転でいきましょう!